浅井昭衛の妄想(もうそう)に躍(おど)らせれてはならない
顕正会の復帰が絶対にありえない理由
昨今の顕正会員らは、近いうちに顕正会が宗門から迎え入れられる、と本気で信じているらしい。
そして、末寺の御尊師や法華講員に面談を求めては
「もし、早瀬管長(※彼らは好んでこういう呼び方をする)が国立戒壇を宣明したら、それに従うか否か?」
と尋ねる。
「仮定の質問には答えない」
と言っても、
しつこく
「もし、宣明したらということで」
と食い下がって、万一こちらがありえないけれど、もし猊下が御指南されたならとでも言おうものなら、
「この前までは、国立戒壇など御書にない、と言っていたのに、 阿部管長が大聖人から追放されて以来、宗門の流れが大きく変わってきた」
などと、小躍 (おど) りして喜ぶ。
彼らは、もう少しで顕正会の主張(国立戒壇)が通って宗門に迎え入れられ、自分達こそが本流になるのだと、どうやら本気で思っているようなのだ。
それは、彼らが「大聖人がセンセーをして言わしめている」などと崇(あが)める教祖の浅井昭衛が
「阿部日願(上人)は九月二十日早朝、死亡した。 長きにわたって国立戒壇の御遺命に敵対し、猊座を退(しりぞ)いたのちも院政を布 (し)いていた悪人が命終したのです。私は、大聖人が宗門追放してくださったのだ、と拝しています。
ここに宗門はいま新しい段階に入らんとしております」(趣意)
などと発表し、また浅井の意を受けた幹部達が
「これまで早瀬管長は阿部日願(上人)の支配下にあって監視され、ずっと思い通りに指揮が取れなかったが、その重石(おもし)が取れたことで重大な変化が起きる」
などと、じつに日如上人に対しても失礼極まりない指導を流しており、こうした話をすっかり信じてしまているためである。
だが、浅井らに謀(たばか)られている哀れな顕正会員のために言っておくが、そんな日は天地が逆さまになっても、絶対に来ない。
その理由をここに述べておこう。
①異説に固執し宗門に背反
宗門方針に従えないからといって、世間に向かって自説を大宣伝し、背反を露(あらわ)にしてきたのが顕正会の歴史。このような異
体異心を絵に描いたような集団は宗内にはいられない。
②自前でニセ本尊を製造
宗門には、自ら本尊を作った者は摺斥(ひんせき)、という厳しい掟(おきて)があるが、顕正会では、「日布上人の大幅御形木御本尊」などと称するニセ本尊を作って下附している。これは許されざる大誘法である。
③血脈相承の断絶を主張
日蓮正宗の宗旨の根本は、本門戒壇の大御本尊と唯授一人血脈だが、顕正会では、 日達上人から日顕上人への血脈の授受を否定
し、唯授一人血脈の断絶を主張しており、もはや日蓮正宗とは相容(い)れない別な宗旨になっている。
④御先師上人を全否定
顕正会を破折してこられた日達上人・日顕上人を、「地獄に堕ちた」と口汚なく誹誇(ひぼう)しているが、このような師弟子の道を完
全に踏み外した者を宗門が受け入れることはありえない。
⑤宗門を軽んじる在家教団
顕正会では、かつて自分達に従わない僧侶を追い出し、今では浅井昭衛を大聖人の教えの唯一の体現者として、完全な在家教団となっている。 このような在家教団を宗門が迎え入れることはありえない。
以上、五項目のどれを取っても、顕正会の宗門復帰などという妄想が実現することはありえない、と知るべきであろう。
理性ある顕正会員は、このような誤りを見抜いて、浅井と袂(たもと)を分かち、一日も早く正法正師に帰依すべきである。
(慧妙 令和元年11月1日)
顕正会の復帰が絶対にありえない理由
昨今の顕正会員らは、近いうちに顕正会が宗門から迎え入れられる、と本気で信じているらしい。
そして、末寺の御尊師や法華講員に面談を求めては
「もし、早瀬管長(※彼らは好んでこういう呼び方をする)が国立戒壇を宣明したら、それに従うか否か?」
と尋ねる。
「仮定の質問には答えない」
と言っても、
しつこく
「もし、宣明したらということで」
と食い下がって、万一こちらがありえないけれど、もし猊下が御指南されたならとでも言おうものなら、
「この前までは、国立戒壇など御書にない、と言っていたのに、 阿部管長が大聖人から追放されて以来、宗門の流れが大きく変わってきた」
などと、小躍 (おど) りして喜ぶ。
彼らは、もう少しで顕正会の主張(国立戒壇)が通って宗門に迎え入れられ、自分達こそが本流になるのだと、どうやら本気で思っているようなのだ。
それは、彼らが「大聖人がセンセーをして言わしめている」などと崇(あが)める教祖の浅井昭衛が
「阿部日願(上人)は九月二十日早朝、死亡した。 長きにわたって国立戒壇の御遺命に敵対し、猊座を退(しりぞ)いたのちも院政を布 (し)いていた悪人が命終したのです。私は、大聖人が宗門追放してくださったのだ、と拝しています。
ここに宗門はいま新しい段階に入らんとしております」(趣意)
などと発表し、また浅井の意を受けた幹部達が
「これまで早瀬管長は阿部日願(上人)の支配下にあって監視され、ずっと思い通りに指揮が取れなかったが、その重石(おもし)が取れたことで重大な変化が起きる」
などと、じつに日如上人に対しても失礼極まりない指導を流しており、こうした話をすっかり信じてしまているためである。
だが、浅井らに謀(たばか)られている哀れな顕正会員のために言っておくが、そんな日は天地が逆さまになっても、絶対に来ない。
その理由をここに述べておこう。
①異説に固執し宗門に背反
宗門方針に従えないからといって、世間に向かって自説を大宣伝し、背反を露(あらわ)にしてきたのが顕正会の歴史。このような異
体異心を絵に描いたような集団は宗内にはいられない。
②自前でニセ本尊を製造
宗門には、自ら本尊を作った者は摺斥(ひんせき)、という厳しい掟(おきて)があるが、顕正会では、「日布上人の大幅御形木御本尊」などと称するニセ本尊を作って下附している。これは許されざる大誘法である。
③血脈相承の断絶を主張
日蓮正宗の宗旨の根本は、本門戒壇の大御本尊と唯授一人血脈だが、顕正会では、 日達上人から日顕上人への血脈の授受を否定
し、唯授一人血脈の断絶を主張しており、もはや日蓮正宗とは相容(い)れない別な宗旨になっている。
④御先師上人を全否定
顕正会を破折してこられた日達上人・日顕上人を、「地獄に堕ちた」と口汚なく誹誇(ひぼう)しているが、このような師弟子の道を完
全に踏み外した者を宗門が受け入れることはありえない。
⑤宗門を軽んじる在家教団
顕正会では、かつて自分達に従わない僧侶を追い出し、今では浅井昭衛を大聖人の教えの唯一の体現者として、完全な在家教団となっている。 このような在家教団を宗門が迎え入れることはありえない。
以上、五項目のどれを取っても、顕正会の宗門復帰などという妄想が実現することはありえない、と知るべきであろう。
理性ある顕正会員は、このような誤りを見抜いて、浅井と袂(たもと)を分かち、一日も早く正法正師に帰依すべきである。
(慧妙 令和元年11月1日)