総本山第六十七世日顕上人猊下御講義
（近現代における戒壇問題の経緯と真義より）

戒壇の意義と「国立戒壇」の語について

一、戒壇の意義と「国立戒壇」の語について
１．三大秘法の名目と日蓮大聖人の戒に関する御教示  
２．戒壇における事相について
(一）『富木殿御返事』の御教示　
(二）  国情と時代背景
(三）「国立戒壇」の語について　
(四）宗内における使用例
①戦前　
②戦後 
 
 二．正本堂と諸問題
１．正本堂の名称について
２．正本堂の建立発願に関して　
3.正本堂の意義付けの経過と諸問題
（一） 戸田城聖氏の戒壇観と池田大作の発言の遷移
（二）浅井昭衛の発言の変遷と矛盾
（三）創価学会と妙信講への宗門の対応 
（四）創価学会の宗門支配の画策と宗門の対応 
（五）妙信講(顕正会)の処分について

三、御遺命の本門戒壇建立を目指して
１．平成の創価学会問題の背景　
２．『国立戒壇論の誤りについて』『本門事の戒壇の本義』の二書と、戒壇の御文について
３．正本堂の解体と奉安堂について
４．「御戒壇説法」について
５．一天広布による御遺命の実現へ