佼成会の”過剰(かじょう)”なコロナ対策”全閉鎖(へいさ)”
無力(むりょく)さの露呈(ろてい)で会員に募(つの)る教団不信
法華経を依経(えきょう)とする日蓮宗系の新興宗教団体「立正佼成会」について破折していきたい。
世の中はコロナウィルス感染症の対策に追われているが、立正佼成会(以下、佼成会)も例外ではない。集団で行動を共にする機会の多い宗教活動は、現在、コロナ禍において密集密接。密閉の「三密」を避けるために活動の自粛を余儀なくされているが、佼成会のそれは、事実上、活動停止に近い。
今年二月に、東京杉並の本部施設である大聖堂はもちろんのこと、脇祖(わきそ)·長沼妙佼旧私邸や開祖庭野日敬生誕地道場といった主要施設から、全国約二百四十の教会に至るまでの閉鎖を、早々に決めた。もちろん、予定されていた諸行事や布教活動は全面的に中止となった。さらに、その方針は度を増し、政府の緊急宣言のときには、月に四回発行され、会員の信仰の拠(よ)り所となっている『佼成新聞』も休刊にしてしまったほどだ。
教団ホームページによる最新の情報では、六月二十六日付の「新型コロナウイルスに関する対応について第7報」として、このように説明している。
事態終息の見通しが立つまでは教団行事、ご命日式典、各種行事などの大規模集会行事や、県をまたぐ移動を伴(ともな) う全ての活動は休止」
「教会の布教活動については、状況に応じて段階的に体制を移行する方針を改めて示し、多くの人が集まる本部や教区、支教区による各種行事も控えること」「大聖堂、本会発祥の地・修養道場など本部施設の閉鎖は11月30日まで期間を延長」 佼成会の活動休止は今後もまだまだ続きそうである。
教団,理事長である國富敬二は、
「緊急事態宣言を受けまして、道場の閉鎖をお願いさせていただきました。 信者さん方も不要不急の外出だけでなく、日々の布教もお控えいただき、ご自宅でお過ごしのことと思います。我慢を強(し) いられる暮らしにストレスを感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、自宅に留まるということこそが菩薩行であり、自他共に多くの命を救っているという意味を深くかみしめてくだされば幸いです」
と、会員に向けたメッセージのなかで、自宅に留まることが「菩薩行」であるという珍説を述べて自粛を呼び掛けているが、衆生を正しい仏法へと教導する化他行こそが菩薩の本義であり、彼の発言は菩薩行の意味をはき違えている。
このように感染症を過剰に恐れる佼成会は、政府や自治体の方針よりも先取りする形で、活動の自粛、中止を発表し、またその期間も政府の要請より大幅に上回った設定をしている。
施設にも行けず、情報も途絶えた状態に陥(おちい)った会員たちからは、「何のための自粛なのか」との疑問の声も上がっており、不信を抱(いだ)く会員たちの教団離れが始まっているという。
本来、悩み苦しむときこそ、宗教の力をもって乗りこえるべきはずだが、疫病を恐れ、徹底した活動の休止を命じる教団に対して、会員が不信感を抱くのも当然だろう。 曲がりなりにも宗教者であるならば、感染予防の最中にあっても、感染予防対策を考慮したうえで、宗教の力でこの難局を乗り越えようとするのではないか。ましや、大聖人の流れを汲(く)むと称する教団であるなら猶更(なおさら)である。大聖人の御金言に示されるように、疫病等の三災七難の原因が邪義邪宗にあることを知り、その根本原因を退治することこそ、 仏教典に説かれる疫病終息の道である。
大聖人の
「如(し)かず彼(か)の万析を修せんよりは此の一凶(いっきょう)を禁ぜんには」
「汝(なんじ)早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ」
との御教示を拝すべきである。
むろん、邪宗教たる彼らがいくら懸命に祈り、布教したところで会員たちの幸せはないし、逆に災いが増すばかりであることは、いうまでもない。 佼成会会員が真の幸福を得るためには、
ただちに佼成会を脱会し、大聖人の正継門流たる日蓮正宗へ帰依する以外、道は存在しないのである。
(慧妙 令和二年十月一日)
無力(むりょく)さの露呈(ろてい)で会員に募(つの)る教団不信
法華経を依経(えきょう)とする日蓮宗系の新興宗教団体「立正佼成会」について破折していきたい。
世の中はコロナウィルス感染症の対策に追われているが、立正佼成会(以下、佼成会)も例外ではない。集団で行動を共にする機会の多い宗教活動は、現在、コロナ禍において密集密接。密閉の「三密」を避けるために活動の自粛を余儀なくされているが、佼成会のそれは、事実上、活動停止に近い。
今年二月に、東京杉並の本部施設である大聖堂はもちろんのこと、脇祖(わきそ)·長沼妙佼旧私邸や開祖庭野日敬生誕地道場といった主要施設から、全国約二百四十の教会に至るまでの閉鎖を、早々に決めた。もちろん、予定されていた諸行事や布教活動は全面的に中止となった。さらに、その方針は度を増し、政府の緊急宣言のときには、月に四回発行され、会員の信仰の拠(よ)り所となっている『佼成新聞』も休刊にしてしまったほどだ。
教団ホームページによる最新の情報では、六月二十六日付の「新型コロナウイルスに関する対応について第7報」として、このように説明している。
事態終息の見通しが立つまでは教団行事、ご命日式典、各種行事などの大規模集会行事や、県をまたぐ移動を伴(ともな) う全ての活動は休止」
「教会の布教活動については、状況に応じて段階的に体制を移行する方針を改めて示し、多くの人が集まる本部や教区、支教区による各種行事も控えること」「大聖堂、本会発祥の地・修養道場など本部施設の閉鎖は11月30日まで期間を延長」 佼成会の活動休止は今後もまだまだ続きそうである。
教団,理事長である國富敬二は、
「緊急事態宣言を受けまして、道場の閉鎖をお願いさせていただきました。 信者さん方も不要不急の外出だけでなく、日々の布教もお控えいただき、ご自宅でお過ごしのことと思います。我慢を強(し) いられる暮らしにストレスを感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、自宅に留まるということこそが菩薩行であり、自他共に多くの命を救っているという意味を深くかみしめてくだされば幸いです」
と、会員に向けたメッセージのなかで、自宅に留まることが「菩薩行」であるという珍説を述べて自粛を呼び掛けているが、衆生を正しい仏法へと教導する化他行こそが菩薩の本義であり、彼の発言は菩薩行の意味をはき違えている。
このように感染症を過剰に恐れる佼成会は、政府や自治体の方針よりも先取りする形で、活動の自粛、中止を発表し、またその期間も政府の要請より大幅に上回った設定をしている。
施設にも行けず、情報も途絶えた状態に陥(おちい)った会員たちからは、「何のための自粛なのか」との疑問の声も上がっており、不信を抱(いだ)く会員たちの教団離れが始まっているという。
本来、悩み苦しむときこそ、宗教の力をもって乗りこえるべきはずだが、疫病を恐れ、徹底した活動の休止を命じる教団に対して、会員が不信感を抱くのも当然だろう。 曲がりなりにも宗教者であるならば、感染予防の最中にあっても、感染予防対策を考慮したうえで、宗教の力でこの難局を乗り越えようとするのではないか。ましや、大聖人の流れを汲(く)むと称する教団であるなら猶更(なおさら)である。大聖人の御金言に示されるように、疫病等の三災七難の原因が邪義邪宗にあることを知り、その根本原因を退治することこそ、 仏教典に説かれる疫病終息の道である。
大聖人の
「如(し)かず彼(か)の万析を修せんよりは此の一凶(いっきょう)を禁ぜんには」
「汝(なんじ)早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ」
との御教示を拝すべきである。
むろん、邪宗教たる彼らがいくら懸命に祈り、布教したところで会員たちの幸せはないし、逆に災いが増すばかりであることは、いうまでもない。 佼成会会員が真の幸福を得るためには、
ただちに佼成会を脱会し、大聖人の正継門流たる日蓮正宗へ帰依する以外、道は存在しないのである。
(慧妙 令和二年十月一日)