折伏躍動（しゃくぶくやくどう）の年

立宗七百七十一年（りっしゅうななひゃくななじゅういちねん）の新春（しんしゅん）を迎（むか）え、法華講連合会委員長（ほっけこうれんごうかいいいんちょう）・関野洋夫氏（せきのひろおし）ほか全国法華講員御一同（ほっけこういんごいちどう）には、清々（すがすが）しく新年をお迎えのことと存じます。
さて、本年 「折伏躍動（しゃくぶくやくどう）の年」は、各講中（かくこうじゅう）共に、仏祖三宝尊（ぶっそさんぼうそん）への御報恩謝徳（ごほうおんしゃとく）のもと、僧俗一致（そうぞくいっち）・異体同心（いたいどうしん）の団結（だんけつ）をもって果敢（かかん）に折伏を行じ、一天広布（いってんこうふ）へ向けて大きく躍進（やくしん）し、御奉公（ごほうこう）の誠（まこと）を尽（つ）くしていかなければならない極（きわ）めて大事な年であります。
特に今、依然（いぜん）として「新型（しんがた）コロナウイルス感染症（かんせんしょう）」の勢（いきお）いが止まらず、世情騒然（せじょうそうぜん）とした状況（じょうきょう）を呈（てい）していますが、 斯（か）くなるなる時こそ、私共（わたくしども）は身軽法重（しんきょうほうじゅう）・死身弘法（ししんぐほう）の御聖訓（ごせいくん）を旨（むね）に決然（けつぜん）として折伏に立ち上がり、この難局（なんきょく）を乗（の）り越（こ）えていかなけえればなりません。

(大白法 第一〇九二号 新年の辞 )