御命題達成の年

立宗七百六十八年の新春を迎え、法華講大講頭（ほっけこうだいこうとう）・法華講連合会委員長（ほっけこうれんごうかいいんちょう）星野浩一郎氏ほか全国法華講員御一同には、清々（すがすが）しく新春をお迎えのことと存じます。
さて、本年は「御命題達成の年」であります。全国の法華講にとって、「宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年法華講員八十万人体勢構築」の総仕上（そうしあ）げとなる誠に大事な年であり、すべての法華講支部は如何（いか）なる障魔が行く手を阻（はば）もうが万難（ばんなん）を排し、異体同心・一致団結して、御宝前に固くお誓い申し上げた「法華講員八十万人体勢構築」の実現は、何としても達成しなければなりません。（中略）

『開目抄』には、
「つた（拙）なき者のならひは、約束せし事をまことの時はわするゝなるべし」（御書五七四頁））
と仰せであります。
誓願達成の誓いも果たせず、「つたなきもの」として侮（あなど）りを受けるか。晴れて誓願を達成して御本尊様の御照覧（ごしょうらん）を仰ぐことができるかどうかは、これからの戦い如何（いかん）に懸（か）かっていることを忘れず、各講中共に尚（なお）一層の精進をもって、必ず誓願を達成されますよう心から念じ、新年の挨拶といたします。

（大白法 一〇二〇号 新年の辞）