私の知っているある御信者さんは、今は亡くなってしまいましたけれども、折伏名人と言われたおばあさんでした。
その人は、難しいことは一つも言わない。
「この信心をしたら幸せになりますよ」
「やらないの。あんた、度胸ないね」
というような感じです。
一見、稚拙(ちせつ)なような折伏なのだけれども、真心をもって行っているのです。
言葉巧(たく)みに、演説っぽく、理論的に攻めていくのではなくても、真心があれば伝わるのです。
そのおばあさんは昔の人ですから、本当にスパッとそのような話をするのです。
その人の折伏する相手には弁護士とか、そういう人もいたのですが、それらの人達がみんな感動するのです。
だから、一生懸命に折伏する、真心込めて折伏するのが大事です。
人というのは、相手がどんな気持ちで話をしてくれているのか判るのです。
相手にも感性があり、こちらにも感性があり、それがしっかりと合う。そのようにして、たくさんの人達を折伏し信心させた例が
実際にあるのであります。
そのように考えると、信心というのはすごいのです。悪逆の提婆達多でさえも、この妙法蓮華経によって必ず救われるのですから、私達はもっと自信を持っていいし、もっと自信を持って折伏をすべきだと思います。
「本当かなあ」
などと思っている人はいないと思うけれども、本当に自信を持ってください。
それが折伏で一番大事です。
(大白法 第九五二号 直唱寺移転新築落慶法要の砌)
その人は、難しいことは一つも言わない。
「この信心をしたら幸せになりますよ」
「やらないの。あんた、度胸ないね」
というような感じです。
一見、稚拙(ちせつ)なような折伏なのだけれども、真心をもって行っているのです。
言葉巧(たく)みに、演説っぽく、理論的に攻めていくのではなくても、真心があれば伝わるのです。
そのおばあさんは昔の人ですから、本当にスパッとそのような話をするのです。
その人の折伏する相手には弁護士とか、そういう人もいたのですが、それらの人達がみんな感動するのです。
だから、一生懸命に折伏する、真心込めて折伏するのが大事です。
人というのは、相手がどんな気持ちで話をしてくれているのか判るのです。
相手にも感性があり、こちらにも感性があり、それがしっかりと合う。そのようにして、たくさんの人達を折伏し信心させた例が
実際にあるのであります。
そのように考えると、信心というのはすごいのです。悪逆の提婆達多でさえも、この妙法蓮華経によって必ず救われるのですから、私達はもっと自信を持っていいし、もっと自信を持って折伏をすべきだと思います。
「本当かなあ」
などと思っている人はいないと思うけれども、本当に自信を持ってください。
それが折伏で一番大事です。
(大白法 第九五二号 直唱寺移転新築落慶法要の砌)