今、宗門は、来るべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築へ向かって、僧俗一致・異体同心して、力強く前進しております。
この期に当たって、私どもがなすべきことは、本門戒壇の大御本尊様に対する絶対の確信と広布への決意と勇気をもって、それぞれが折伏逆化(ぎゃくけ)の戦いに参加することであります。
大聖人様は『選時抄』に、
「一渧(てい)あつまりて大海となる。微塵(みじん)つもりて須弥山(しゅみせん)となれり。日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一渧一微塵のごとし。法華経を二人・三人・十人・百千万億人唱え伝うるほどならば、妙覚の須弥山ともなり、大涅槃の大海ともなるべし。仏になる道は此よりほかに又もとむる事なかれ。」(同 八六八頁)
と仰せであります。
たしかに、広布の道は遠く、けっしてやさしいものではありませんが、一人ひとりがこの御金言を拝し、異体同心・一致団結して妙法広布に臨めば、必ず誓願は達成することができるのであります。
私どもは、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人様の大確信を拝し、いよいよ信心強盛(ごうじょう)に、広布への道を強く進んでいかなければなりません。
『種種御振舞御書』には、
「法華経の肝心、諸仏の眼目(げんもく)たる妙法蓮華経の五字、末法の始めに一閻浮提(いちえんぶだい)にひろまらせ給ふべき瑞相(ずいそう)に日蓮さきがけしたり。わたうども二陣三陣つゞきて、迦葉(かしょう)・阿難にも勝れ、天台・伝教にもこへよかし。」(同 一〇五七ページ)
と仰せられています。
大聖人自らが先陣を切ってお示しあそばされた尊い妙法広布の戦いに、我らもまた二陣、三陣と続き、勇猛精進していくことが今、最も肝要であります。
特に、今日の如き残酷で悲惨な事件や事故が頻発(ひんぱつ)し、混沌(こんとん)とした世相を見る時、その感を一層、深くするものであります。大聖人様は『聖愚問答抄』に、
「今の世は濁世(じよくせ)なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、又法門を以ても邪義を責めよとなり。取捨其の旨を得て一向(いっこう)に執(しゅう)する事なかれ」
(同 四〇三ページ)
と仰せであります。
今日の如き、創価学会をはじめ様々な邪義邪宗が多くの人々を誑(たぶら)かし、大聖人様の教えを踏みにじり、跋扈(ばっこ)しているこの時こそ、像法過時の読誦・書写の修行も、観念・工夫・修練も無用にして、ただ折伏をもって不幸の根源たる邪義邪宗の謗法を破折していかなければならないのであります。
(第五回 法華講中等部・高等部大会の砌 平成二十八年七月三十一日 )
この期に当たって、私どもがなすべきことは、本門戒壇の大御本尊様に対する絶対の確信と広布への決意と勇気をもって、それぞれが折伏逆化(ぎゃくけ)の戦いに参加することであります。
大聖人様は『選時抄』に、
「一渧(てい)あつまりて大海となる。微塵(みじん)つもりて須弥山(しゅみせん)となれり。日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一渧一微塵のごとし。法華経を二人・三人・十人・百千万億人唱え伝うるほどならば、妙覚の須弥山ともなり、大涅槃の大海ともなるべし。仏になる道は此よりほかに又もとむる事なかれ。」(同 八六八頁)
と仰せであります。
たしかに、広布の道は遠く、けっしてやさしいものではありませんが、一人ひとりがこの御金言を拝し、異体同心・一致団結して妙法広布に臨めば、必ず誓願は達成することができるのであります。
私どもは、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人様の大確信を拝し、いよいよ信心強盛(ごうじょう)に、広布への道を強く進んでいかなければなりません。
『種種御振舞御書』には、
「法華経の肝心、諸仏の眼目(げんもく)たる妙法蓮華経の五字、末法の始めに一閻浮提(いちえんぶだい)にひろまらせ給ふべき瑞相(ずいそう)に日蓮さきがけしたり。わたうども二陣三陣つゞきて、迦葉(かしょう)・阿難にも勝れ、天台・伝教にもこへよかし。」(同 一〇五七ページ)
と仰せられています。
大聖人自らが先陣を切ってお示しあそばされた尊い妙法広布の戦いに、我らもまた二陣、三陣と続き、勇猛精進していくことが今、最も肝要であります。
特に、今日の如き残酷で悲惨な事件や事故が頻発(ひんぱつ)し、混沌(こんとん)とした世相を見る時、その感を一層、深くするものであります。大聖人様は『聖愚問答抄』に、
「今の世は濁世(じよくせ)なり、人の情もひがみゆがんで権教謗法のみ多ければ正法弘まりがたし。此の時は読誦・書写の修行も観念・工夫・修練も無用なり。只折伏を行じて力あらば威勢を以て謗法をくだき、又法門を以ても邪義を責めよとなり。取捨其の旨を得て一向(いっこう)に執(しゅう)する事なかれ」
(同 四〇三ページ)
と仰せであります。
今日の如き、創価学会をはじめ様々な邪義邪宗が多くの人々を誑(たぶら)かし、大聖人様の教えを踏みにじり、跋扈(ばっこ)しているこの時こそ、像法過時の読誦・書写の修行も、観念・工夫・修練も無用にして、ただ折伏をもって不幸の根源たる邪義邪宗の謗法を破折していかなければならないのであります。
(第五回 法華講中等部・高等部大会の砌 平成二十八年七月三十一日 )