僧俗一致·異体同心して誓願を達成しよう

今、宗門は僧俗一致（そうぞくいっち）·異体同心（いたいどうしん）し、来たるべき令和三年の宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年をお迎えしようとしております。
法華講員八十万人体勢の構築は、かねて私達が御宝前（ごほうぜん）に固く誓った約束でありますから、私達は全力を傾注（けいちゅう）して、なんとしてでもこの誓願（せいがん）を達成しなければなりません。

大聖人様は、
「つたなき者のならひは、約束せし事をまことの時はわする、なるべし」
(御書 五七四頁)

と仰せであります。誓願（せいがん）を見事、達成して、大御本尊様の御照覧（ごしょうらん）を仰（あお）ぎ奉（たてまつ）ることができるか、誓願を達成できずに、まさに「つたなき者」 として、梅（く）いを万代（ばんだい）に残すか、まさにこれからの戦いが大事であります。

（大日蓮 七月号 報恩抄御講義）