既に皆様も御承知の通り、本年「御命題達成の年」は、私どもがかねて御宝前にお誓い申し上げた法華講員八十万人体勢構築の総仕上げの年として、全国の全支部が持てる力のすべてを尽くして、一支部も残すことなく、必ず誓願を達成しなければならない、まことに大事な年であります。
したがって、本日ここにお集まりの方々をはじめ、全国の法華講員は一人も漏れず、法華講員八十万人体勢構築の誓願のもとに広布の陣列に加わり、誓願達成へ向けて、なお一層の精進をしていかなければなりません。
そもそも、御本仏宗祖日蓮大聖人様の末法御出現の目的は、末法の一切衆生をして等しく成仏せしめるためであります。その御本仏大聖人様の御遺命(ごゆいめい)を今に正しく継ぐ者こそ、まさしく我ら日蓮正宗の僧俗であります。
特に今、濁世(じょくせ)末法の世相そのままに、人心は極度に混乱し、民族間の争いが絶えず、あるいは新型コロナウイルスの流行など、騒然とした様相を呈し、先の見えない状態であります。こうした混迷を極める人心を救済し、真の幸せを築くためには、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人様の教えをもってする以外にはないことをそれぞれが銘記し、なお一層の精進をもって折伏を行じていかなければなりません。
(中略)
まさに、恐るべきは誇法であります。この誇法を対治してこそ、世の中は平和になるのであります。ここに今、私どもが誘法を対治し、折伏を行じていかなげればならない大事な理由が存しているのであります。
大聖人様は『阿仏房尼(あま)御前御返事』に、
「相構へて相構へて、力あらん程は謗法をばせめさせ給ふべし」(同九〇七㌻)
と仰せであります。
私どもはこの御金言を心肝に染め、けっして忘れることがあってはなりません。
されば、御命題達成の本年、一人ひとりがこの御金言を心肝に染め、誇法の害毒によって不幸に瑞(あえ)ぐ多くの人々に対し、大慈大悲の心をもって折伏に励み、法華講員八十万方人体勢構築の誓願を達成しなければなりません。
大聖人様は『一念三千法門』に、
「百千合はせたる薬も口にのまざれば病も癒(い)えず。蔵に宝を持(も)てども開く事を知らずしてか(餓)つへ、懐(ふところ)に薬を持ちても飲まん事を知らずして死するが如し」 (同 一一〇㌻)
と仰せであります。
信心とは実践であります。特に、今月は末法の御本仏宗祖日蓮大聖人様の御誕生の月であります
この時に当たり、どうぞ皆様には、この御金言を忘れず、本年は必ず全国の全支部が一支部も残ることなく、折伏誓願を達成されますよう心からお願いいたしまして、本日の挨拶といたします。
(大白法 第一〇二三号 令和二年二月十六日 二月度広布唱題会の砌)
したがって、本日ここにお集まりの方々をはじめ、全国の法華講員は一人も漏れず、法華講員八十万人体勢構築の誓願のもとに広布の陣列に加わり、誓願達成へ向けて、なお一層の精進をしていかなければなりません。
そもそも、御本仏宗祖日蓮大聖人様の末法御出現の目的は、末法の一切衆生をして等しく成仏せしめるためであります。その御本仏大聖人様の御遺命(ごゆいめい)を今に正しく継ぐ者こそ、まさしく我ら日蓮正宗の僧俗であります。
特に今、濁世(じょくせ)末法の世相そのままに、人心は極度に混乱し、民族間の争いが絶えず、あるいは新型コロナウイルスの流行など、騒然とした様相を呈し、先の見えない状態であります。こうした混迷を極める人心を救済し、真の幸せを築くためには、末法の御本仏宗祖日蓮大聖人様の教えをもってする以外にはないことをそれぞれが銘記し、なお一層の精進をもって折伏を行じていかなければなりません。
(中略)
まさに、恐るべきは誇法であります。この誇法を対治してこそ、世の中は平和になるのであります。ここに今、私どもが誘法を対治し、折伏を行じていかなげればならない大事な理由が存しているのであります。
大聖人様は『阿仏房尼(あま)御前御返事』に、
「相構へて相構へて、力あらん程は謗法をばせめさせ給ふべし」(同九〇七㌻)
と仰せであります。
私どもはこの御金言を心肝に染め、けっして忘れることがあってはなりません。
されば、御命題達成の本年、一人ひとりがこの御金言を心肝に染め、誇法の害毒によって不幸に瑞(あえ)ぐ多くの人々に対し、大慈大悲の心をもって折伏に励み、法華講員八十万方人体勢構築の誓願を達成しなければなりません。
大聖人様は『一念三千法門』に、
「百千合はせたる薬も口にのまざれば病も癒(い)えず。蔵に宝を持(も)てども開く事を知らずしてか(餓)つへ、懐(ふところ)に薬を持ちても飲まん事を知らずして死するが如し」 (同 一一〇㌻)
と仰せであります。
信心とは実践であります。特に、今月は末法の御本仏宗祖日蓮大聖人様の御誕生の月であります
この時に当たり、どうぞ皆様には、この御金言を忘れず、本年は必ず全国の全支部が一支部も残ることなく、折伏誓願を達成されますよう心からお願いいたしまして、本日の挨拶といたします。
(大白法 第一〇二三号 令和二年二月十六日 二月度広布唱題会の砌)