我らがひとたび御本尊の向かい奉り、妙法蓮華経と唱え奉る時、一切衆生の仏性が皆、呼ばれて集まり、またそれに呼応(こおう)して、我が身の法性(ほっしょう)に具わっている法報応(ほっぽうおう)の三身、すなわち法身(ほっしん)とは常住不変の真理、報身(ほうしん)とは仏の智慧、応身(おうじん)とは衆生救済のために慈悲(じひ)を持って応現(おうげん)する仏身を言いますが、これら法報応の三身(さんじん)の用(はたら)きも顕れ出でて、成仏に至ると仰せられているのであります。(中略)
思うに、今、宗門は来るべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築へ向けて、各支部ともに僧俗一致・異体同心して折伏戦を展開し、力強く進めていくために欠かすことができないのは唱題であります。
唱題の功徳と歓喜を持って折伏に立ち上がる時、必ず仏天の加護を得て、誓願を達成成就することができるのであります。
大聖人様は『御講聞書』(おんこうききがき)に、
「今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて利生得益(りしょうとくやく)有るべき時なり。されば此の題目には余事を交(まじ)へば僻事(ひがごと)なるべし。此の妙法の大曼荼羅を身に持(たも)ち心に念じ口に唱へ奉るべき時なり」(御書 一八一八㌻)
と仰せであります。
この御文中の「今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて利生得益(りしょうとくやく)有るべき時なり」との仰せを、私どもはしっかりと心に留(とど)め置かなければなりません。
まさしく「南無妙法蓮華経の七字を弘めて」とは「折伏を行じて」との意であり、つまり折伏を行じて初めて利生得益があるぞと仰せられているのであります。
(大白法 七月一日唱題会の砌)
思うに、今、宗門は来るべき平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年、法華講員八十万人体勢構築へ向けて、各支部ともに僧俗一致・異体同心して折伏戦を展開し、力強く進めていくために欠かすことができないのは唱題であります。
唱題の功徳と歓喜を持って折伏に立ち上がる時、必ず仏天の加護を得て、誓願を達成成就することができるのであります。
大聖人様は『御講聞書』(おんこうききがき)に、
「今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて利生得益(りしょうとくやく)有るべき時なり。されば此の題目には余事を交(まじ)へば僻事(ひがごと)なるべし。此の妙法の大曼荼羅を身に持(たも)ち心に念じ口に唱へ奉るべき時なり」(御書 一八一八㌻)
と仰せであります。
この御文中の「今末法は南無妙法蓮華経の七字を弘めて利生得益(りしょうとくやく)有るべき時なり」との仰せを、私どもはしっかりと心に留(とど)め置かなければなりません。
まさしく「南無妙法蓮華経の七字を弘めて」とは「折伏を行じて」との意であり、つまり折伏を行じて初めて利生得益があるぞと仰せられているのであります。
(大白法 七月一日唱題会の砌)