当時の宗内僧侶の正本堂に関する発言については前項で説明していますが、正本堂が「事の戒壇」に当たることは、御歴代先師上人の御指南(設問26参照)を踏まえた上での日達上人の昭和四十七年四月二十八日の「訓諭(くんゆ)」、
現時における事の戒壇なり(達全 二 一 三、大日蓮 昭和四七年六月号二)
との仰せによって明確です。
また、八百万人とも言われるまでの信徒の増加に伴い、本門戒壇の大御本尊の御威徳(いとく)を顕(あらわ)すような大伽藍(がらん)を建立して、そこに大御本尊を御安置し、大勢の信徒が御開扉を受けることができるという未曾有(みぞう)の出来事が現実にあらわれたのです。
それは紛(まぎ)れもなく広宣流布進展の事相であって、御歴代上人が等しく願われていたことに他なりません。
これを称賛する言葉が御遺命違背に当たるなどということにはありません。
現時における事の戒壇なり(達全 二 一 三、大日蓮 昭和四七年六月号二)
との仰せによって明確です。
また、八百万人とも言われるまでの信徒の増加に伴い、本門戒壇の大御本尊の御威徳(いとく)を顕(あらわ)すような大伽藍(がらん)を建立して、そこに大御本尊を御安置し、大勢の信徒が御開扉を受けることができるという未曾有(みぞう)の出来事が現実にあらわれたのです。
それは紛(まぎ)れもなく広宣流布進展の事相であって、御歴代上人が等しく願われていたことに他なりません。
これを称賛する言葉が御遺命違背に当たるなどということにはありません。