法華経の如来神力品第二十一には、
「日月(にちがつ)の光明(こうみょう)の 能(よく)く諸(もろもろ)の幽冥(ゆうみょう)を除くが如く 斯(こ)の人世間に行じて 能(よく)く衆生の闇を滅し」 (法華経五一六頁)
と、末法に出現する御本仏を予証(よしょう)されています。
この経文のごとく、御本仏日蓮大聖人が出現され、末法の一切衆生を救済されるために、三大秘法の本門戒壇の大御本尊を図顕されました。この大御本尊こそ、大聖人の仏法の根本となる御法体(ごほったい)です。
日蓮大聖人は御入滅(ごにゅうめつ)に先立ち、仏法の一切を第二祖日興上人に血脈相承されました。
日興上人の『遺誡置文』(ゆいかいおきもん)には、
「富士の立義聊(りゅうぎいささか)も先師の御弘通(ごぐつうに)に違(い)せざる事」(御書一八八四頁)
とあります。
以来、日蓮正宗は七百数十年、この日興上人の御遺誡を守り、本門戒壇の大御本尊を信仰の根本として仰ぎ、宗祖大聖人以来の血脈付法の御法主上人の御指南に随順して、正法を今日まで伝持・弘通してきたのです。
広宣流布に向かって大前進する日蓮正宗
創価学会を破門したあとも、日蓮正宗は御法主上人の御指南を根本に、僧俗一致して広宣流布に向かって大前進しています。
第六十七世日顕上人は、平成十年に総本山の客殿を新築し、平成十四年には、宗旨建立七百五十年を記念した法華講三十万総登山を成し遂げるとともに、本門戒壇の大御本尊を御安置する奉安堂を建立されました。
「日月(にちがつ)の光明(こうみょう)の 能(よく)く諸(もろもろ)の幽冥(ゆうみょう)を除くが如く 斯(こ)の人世間に行じて 能(よく)く衆生の闇を滅し」 (法華経五一六頁)
と、末法に出現する御本仏を予証(よしょう)されています。
この経文のごとく、御本仏日蓮大聖人が出現され、末法の一切衆生を救済されるために、三大秘法の本門戒壇の大御本尊を図顕されました。この大御本尊こそ、大聖人の仏法の根本となる御法体(ごほったい)です。
日蓮大聖人は御入滅(ごにゅうめつ)に先立ち、仏法の一切を第二祖日興上人に血脈相承されました。
日興上人の『遺誡置文』(ゆいかいおきもん)には、
「富士の立義聊(りゅうぎいささか)も先師の御弘通(ごぐつうに)に違(い)せざる事」(御書一八八四頁)
とあります。
以来、日蓮正宗は七百数十年、この日興上人の御遺誡を守り、本門戒壇の大御本尊を信仰の根本として仰ぎ、宗祖大聖人以来の血脈付法の御法主上人の御指南に随順して、正法を今日まで伝持・弘通してきたのです。
広宣流布に向かって大前進する日蓮正宗
創価学会を破門したあとも、日蓮正宗は御法主上人の御指南を根本に、僧俗一致して広宣流布に向かって大前進しています。
第六十七世日顕上人は、平成十年に総本山の客殿を新築し、平成十四年には、宗旨建立七百五十年を記念した法華講三十万総登山を成し遂げるとともに、本門戒壇の大御本尊を御安置する奉安堂を建立されました。
総本山 客殿
第67世 日顕上人
その折、日顕上人は、
「完全な邪教と化(か)した団体が中心となって建設した建物に、平成三年の破門以降においても限りなく本門戒壇の大御本尊を御安置申し上げておくことは、畢竟(ひっきょう)、正法護持と弘通の精神に背くことであり、故に平成十年、奉安殿に御遷座(せんざ)申し上げました(中略)すなわち解体の処置は、邪義を破すとともに、仏法の正義(しょうぎ)を守るためであり、これが平成十年に断固として正本堂を解体した理由であります」 (大日蓮・平成一四年一一月号五一頁)
と仰せられ、池田大作が発願主(はつがんしゅ)となって建立された正本堂を解体した理由を明解に指南されました。
「完全な邪教と化(か)した団体が中心となって建設した建物に、平成三年の破門以降においても限りなく本門戒壇の大御本尊を御安置申し上げておくことは、畢竟(ひっきょう)、正法護持と弘通の精神に背くことであり、故に平成十年、奉安殿に御遷座(せんざ)申し上げました(中略)すなわち解体の処置は、邪義を破すとともに、仏法の正義(しょうぎ)を守るためであり、これが平成十年に断固として正本堂を解体した理由であります」 (大日蓮・平成一四年一一月号五一頁)
と仰せられ、池田大作が発願主(はつがんしゅ)となって建立された正本堂を解体した理由を明解に指南されました。
総本山 奉安堂
海外においては、平成五年にスペインに新寺院が建立され、平成八年にはロサンゼルス寺院が移転されて、日顕上人が落慶法要の御親修を勤められました。
平成十年には、アフリカ初の正宗寺院がガーナに建立されました。
また台湾、フランス、ブラジル、インドネシアにも寺院が建立され、日顕上人が落慶法要を奉修されたのです。
さらには、スペイン、香港、台湾、アルゼンチン、ブラジル、マレーシア、シンガポール、フィリピン、パナマ、韓国に布教所や事務所・出張所が開設され、海外布教が大きく伸展しました。
平成十年には、アフリカ初の正宗寺院がガーナに建立されました。
また台湾、フランス、ブラジル、インドネシアにも寺院が建立され、日顕上人が落慶法要を奉修されたのです。
さらには、スペイン、香港、台湾、アルゼンチン、ブラジル、マレーシア、シンガポール、フィリピン、パナマ、韓国に布教所や事務所・出張所が開設され、海外布教が大きく伸展しました。
ニューヨークのグラウンドーゼロにおける
同時多発テロ犠牲者追悼法要 平成15年7月15日
同時多発テロ犠牲者追悼法要 平成15年7月15日
また日顕上人は、平成十五年七月十五日、ニューヨークのグラウンド・ゼロにおいて、同時多発テロ犠牲者追悼法要を修し、平成十七年一月二十八日には、インドネシアのジャカルタに赴(おもむき)き、スマトラ沖大地震・インド洋大津波犠牲者追悼法要を修されています。
第68世 日如上人
平成十七年十二月、日顕上人は日如上人に血脈法水を相承されました。
第六十八世御法主となられた日如上人は、さらなる宗勢(しゅうせい)の発展に努められ、平成二十一年には立正安国論正義顕揚(しょうぎけいよう)七百五十年を記念した
七万五千名大結集総会を総本山において開催し、全宗門挙(あ)げて広布への前進を誓い合いました。
第六十八世御法主となられた日如上人は、さらなる宗勢(しゅうせい)の発展に努められ、平成二十一年には立正安国論正義顕揚(しょうぎけいよう)七百五十年を記念した
七万五千名大結集総会を総本山において開催し、全宗門挙(あ)げて広布への前進を誓い合いました。
七万五千名大結集総会 平成21年7月26日
法華講の精鋭78,423名が集結
法華講の精鋭78,423名が集結
また、日如上人は、平成十九年五月には大聖人ゆかりの佐渡塚原(つかはら)跡に石碑を建立され、さらに総本山の総合的な整備事業として、塔中二十力坊の建て替えを行い、平成二十五年には御影堂(みえいどう)の全面解体大改修事業も成し遂げられました。
海外においては、合湾、カナダ、韓国に寺院・布教所が建立され、日如上人の海外御親修も、台湾、シンガポール、フィリピン、パナマ、ガーナ、フランスに及んでいます。
宗門の発展にともない、本門戒壇の大御本尊まします総本山大石寺も、いよいよ荘厳さを増し、国内のみならず、世界各国から多くの信徒が参詣しています。
現在、日蓮正宗の僧俗は、御法主上人の御指南に随順し、末法の御本仏日蓮大聖人の御遺命(ごゆいめい)である広宣流布に向かって精進を重ねています。
宗門の発展にともない、本門戒壇の大御本尊まします総本山大石寺も、いよいよ荘厳さを増し、国内のみならず、世界各国から多くの信徒が参詣しています。
現在、日蓮正宗の僧俗は、御法主上人の御指南に随順し、末法の御本仏日蓮大聖人の御遺命(ごゆいめい)である広宣流布に向かって精進を重ねています。
総合整備事業により荘厳さを増した総本山塔中
世界各国から大御本尊を求め登山参詣する海外信徒
また総本山では、所化(しょけ)学衆(がくしゅう)が、御法主上人の御慈愛(ごじあい)のもと、未来広布の人材へと育つべく、希望に燃えて、日夜、修行に励んでいます。
唱題行に励むお小僧さん
大御本尊へのお目通りを終えた法華講員
このような宗門の輝かしい姿に対し、創価学会は、破門されてから二十数年を経て、ついに本門戒壇の大御本尊を放棄するに至ったのです。
広布唱題会において
参詣者に指南される日如上人 (総本山客殿)
参詣者に指南される日如上人 (総本山客殿)
御法主日如上人は、かつて広布唱題会の折、次のように指南されました。
「不幸と混乱と苦悩の根本原因は、ひとえに三宝破壊の池田創価学会をはじめ邪義邪宗の間違った教えにあり、この邪義邪宗の謗法を退治して、『実乗の一善』に帰依しなければ、真の幸せも国土の安穏も築くことはできないのであります。『実乗の一善』とは、文上の法華経ではなく、法華経本門寿量品文底秘沈(もんていひちん)の妙法蓮華経にして、三大秘法の随一、本門戒壇の大御本尊のことであります」 (大日蓮・平成二四年六月号四二頁)
この御指南からも明らかなように、創価学会が従来の謗法に加えて、さらに本門戒壇の大御本尊を放棄するという許されざる大謗法を重ねたことによって、学会員のみならず、世の人々を、さらなる不幸と混乱に陥(おとしい)れることは間違いありません。
「不幸と混乱と苦悩の根本原因は、ひとえに三宝破壊の池田創価学会をはじめ邪義邪宗の間違った教えにあり、この邪義邪宗の謗法を退治して、『実乗の一善』に帰依しなければ、真の幸せも国土の安穏も築くことはできないのであります。『実乗の一善』とは、文上の法華経ではなく、法華経本門寿量品文底秘沈(もんていひちん)の妙法蓮華経にして、三大秘法の随一、本門戒壇の大御本尊のことであります」 (大日蓮・平成二四年六月号四二頁)
この御指南からも明らかなように、創価学会が従来の謗法に加えて、さらに本門戒壇の大御本尊を放棄するという許されざる大謗法を重ねたことによって、学会員のみならず、世の人々を、さらなる不幸と混乱に陥(おとしい)れることは間違いありません。
民衆の心のふるさと 富士大石寺
この書において、今回の会則改変に伴(ともな)う創価学会の誤れる本尊義と、それを繕(つくろ)うための邪説を破折してきました。
本書を手にしたあなたが、まず、矛盾のスパイラルにおちいった創価学会の誤りに気づいてください。
かけがえのないあなたの人生を、より価値あるものにするため、一日も早く本門戒壇の大御本尊まします富士大石寺のもとに帰依(きえ)されることを祈ります。
そのためにも、まずあなたの住む最寄りの日蓮正宗寺院を訪ねてください。
本書を手にしたあなたが、まず、矛盾のスパイラルにおちいった創価学会の誤りに気づいてください。
かけがえのないあなたの人生を、より価値あるものにするため、一日も早く本門戒壇の大御本尊まします富士大石寺のもとに帰依(きえ)されることを祈ります。
そのためにも、まずあなたの住む最寄りの日蓮正宗寺院を訪ねてください。