戸田氏は『仏は末法には大聖人以外にいない』と
「創価学会仏」は末法に迷い出た「物怪」(もっけ)
会則変更について報じた聖教新聞 11月5日
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創価がっ怪物!?
学会は、十一月五日付『聖教新聞』において、またも会則と前文の改訂を発表した。いわく、 <今回の改正では、前文に、世界広宣流布を実現しゆく『仏意仏勅」の正統な教団は創価学会しかないことから、未来の経典に「創価学会仏」と記されるとの第二代会長・戸田聖城先生のご指導を加えた>と、 そもそも、世界に広宣流布するべき根本もなければ、当然、正統な「仏意仏勅」の団体でもない学会が、仏であろうはずがない。 次に、『未来の経典』というが、末法は尽未来際でなかったのか。つまり「未来の経典」を説いて学会を仏と認定するとは、誰なのか。 その仏がいつ世に現れるというのか。 末法万年尽未来際にわたっての仏は大聖人御一人であり、戸田氏も 『仏は末法には日蓮大聖人以外にいない』(『戸田城聖全集』四巻一〇六頁) と断言しているではないか。 また、大聖人の御書を根本というなら、創価学会仏なる仏が御書のどこに記されているのか、教えてほしいものである。 まさに創価学会仏などというのは夢物語の妄想であり、それを会則前文にしているのである。 戸田氏が言ったとされる内容を考えてみても、「未来の経典」に記されるであろう、ということを今に持ち込み、自ら会則に組み込むなどという所業は、まさに増上慢のなせる業(わざ)としか言いようがない。 かつて池田大作は、増上慢について、 ①世間から聖人のごとく喜ばれ、人々の依枯(えこ)依託(えたく)のように思われている。 ②その内面は悪心で貪欲であり、名聞名利を求めている。 ③正法の行者を怨嫉(おんしつ)し誹謗(ひぼう)する。 ④ついには国家権力に訴えて迫害する (『人間と仏法を語る』二巻二九四頁) と言っていた。 これらは全て池田大作自身のことを言い当てており、このような人間により多くの会員が惑(まど)わされているのだ。 また学会執行部も、池田の名を利用して、ほしいままに会則を変えて会員を欺(あざむ)く増上慢の集団である。 最後に、創価学会には、会則まで載(の)せた以上、次の点を明確にしてもらいたいものである。 一、戸田氏が「創価学会仏」を明言している文を証拠として示せ。 二、もし、戸田氏の発言だというなら、池田以外に聞いている複数の人間の証言を示せ。 三、末法の先の「未来」とは、いかなる時代なのか、その文証を示せ。 四、末法の先の「未来」の仏とは誰なのか、また、その仏の出現を予証した命言を示せ。 五、「未来の経典」とは何処で説かれ、何処にあるのかを示せ。 学会はこれらの論理にまともに答えることはできまい。いずれにしても。「創価学会仏」とは、現れる時代を間違えて、末法万年に迷い出た 「物怪(もっけ)」(御書 六七三頁)というべきであり、その意味からは「創価がっ怪物」とでも改称した方がよかろう。 (慧妙 平成二十七年十二月一日号) |